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【1】認知症徘徊による行方不明者数
認知症の徘徊による行方不明者は、1万人を軽く超えている
認知症や精神障害者や知的障害者の徘徊による行方不明者は、1万人を軽く超えてしまう現状にある。 NHKが2年前に調査した認知症やその疑いがあり、徘徊(はいかい)などで行方不明になったとして、 1年間に警察に届けられた人の数だけでも9607人にものぼる。 もちろん警察に届けられなかったケースも多くある。 NHKのこの時の調査では、死亡したり、行方不明のままだったりする人が合わせて550人を超えている ...read more
【2】認知症徘徊の検索方法とは➀
認知症の徘徊からの行方不明者数
2014年4月18日、朝7時のNHKニュースで、「認知症の徘徊から行方不明になった数が、昨年1年間で1万人を越えた」という報道があった。 住居から1km圏内で発見されたのが59%、5km圏内が23%、5km圏外で発見されたのが18%と半数近くが自宅近くで発見されている。 認知症の徘徊は、家庭のいる老人だけではなく、大昔から、まだ「認知症」が「老人ボケ」と呼ばれていた頃からあった。 ...read more
【2】認知症徘徊の検索方法とは②
今後、認知症による徘徊高齢者の急増が社会問題に
ところで、 徘徊により行方不明となった人の家族の中には行方を捜そうにも情報を得る手段がなく、途方にくれる人も少なくない。
単に行方不明になっているだけであれば、自分の力で家に戻ることができる場合が多く、
自分の力で帰宅できなくても自分の名前や住所を伝えることはでき、警察も含めて他人の力を借りて自宅に戻ることはできる。
DVや多額の借金をかかえ逃げている人は警察や
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【3】不幸にして見つからなかった場合
認知症による徘徊については、2014年6月にNHKスペシャルで放映されてから、関心が高まった。
約10年前の2005年9月22日 読売新聞によると、警察庁調査として、次のように報道されている。
屋外を徘徊(はいかい)中、死亡、行方不明となった高齢者が、全国で昨年1年間に約900人に上ったことが、
警察庁の初の調査で明らかになった。
多くが認知症(痴呆(ちほう))高齢者で、発見、保護に時間がかかることが原因と見られ、
関係者は、警察署や自治体、町内会などの連携強化の必要性を指摘している。
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【4】徘徊高齢者探索システムにBLEが注目されている
徘徊を探し出す仕組みとその実例
徘徊を探し出す仕組みは、これまで述べてきたように、地域のネットワークだけでなく、携帯電話会社から製品として、商品化されています。 その商品は強力な携帯電話網を使い、GPSのデータをある意味強力で最強の方法である。しかし、問題点として、主に次の3点があげられる。 (1)徘徊するときに持って出ない (2)携帯電話であるがゆえに電池の持ちが悪く充電できていないと使えない (3)月額利用料が発生する ...read more
【5】BLE(Bluetooth Low Energy)とは何か?
BLE(Bluetooth Low Energy)とは何か?
ここまで、Bluetooth Low Energy(以降BLE)に関して書き進めてきましたが、
徘徊される人も、その家族や介助者もBLEと言われても何のことかわからないであろう。
検索は家族や介護者からの通報によって始まります。地域によっては、SOSネットなどの整備が整ってきているところも増えています。
しかし、すぐに発見できないことも多く、できるだけ検索できる多様な方法が必要であろう。
わかりやすくいえば、誰でも知っているテレビアニメの名探偵コナンの追跡メガネのように、
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【6】徘徊高齢者探索システムとは
徘徊高齢者探索システムとは
BLEを使った徘徊高齢者探索システムとは、ビーコンだけでできるものではなく、受診するスマートフォンと、
その情報を処理するウラウドサーバーの存在によって成り立ち仕組みである。
2014年12月22日の日本経済新聞夕刊では「高齢者スマホで見守り ~徘徊の位置情報、地域で収集 介護者の負担軽減~
認知症の高齢者を見守るシステムの開発が広がってきた。
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【7】アメリカの状況
アメリカの状況
隣の家まで少なくても10m以上離れているアメリカにおいては、BLEで伝わる距離の限界もあり、まだまだ調べきれていない。
介護補助ツール(用具)としては、以下のようなものがある。
技術の進歩によって認知症の人や高齢者の生活が大きく改善している。以下に、そのいくつかを紹介する。
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