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アメリカの状況
隣の家まで少なくても10m以上離れているアメリカにおいては、BLEで伝わる距離の限界もあり、まだまだ調べきれていない。
介護補助ツール(用具)としては、以下のようなものがある。
技術の進歩によって認知症の人や高齢者の生活が大きく改善している。以下に、そのいくつかを紹介する。
- ①Safe Return(セーフ・リターン:安全に家に帰るための補助具)
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認知症ケアの最も初期の段階では、米国アルツハイマー協会によって運営されている Safe Return プログラムがある。
これは、身分証明のコードや通話料無料の電話番号が記載されたバッジやブレスレットを身に着けるというものである。
認知症の人が道に迷った際にこれらを身につけていれば、発見者がその電話番号に連絡をすると、 コード番号から家族と連絡がとれる仕組みとなっている。 更にそのデータベースには、その人の住所・名前に加えて、通常、主治医や診断内容、服薬情報などを含む医療情報が書き込まれており、 その人が意識不明の状態でも役立つ情報が得られる。 - ②PERS-Personal Emergency Response System(携帯救急応答システム)
- 在宅救急時に対応する。利用者は、救急応答システムに発信するボタンがついたネックレスや腕時計を身に着ける。 自宅で生活していて助けが必要になった時に、電話回線を通じて緊急対応機関への通報や、家族や近所の人などに助けを求めることができる。
- ③自動薬取り出し容器
- 決められた薬の量を決められた時刻に取り出すための機器である。服用時刻がくると知らせ、容器から薬が取り出されたかどうかを確認し、 そうでない場合は人が電話で呑み忘れを知らせてくる。 もちろんこれは絶対確実な方法ではなく、その人が確かに服用したかまでを確かめることはできないが、 多くの場合において有効な手段である。
- ④GPS 付き携帯電話
- 現在地を探知する機能のついた携帯電話サービスである。 大手電話会社の Verizon が Family Locator Service(家族の位置確認サービス)と呼ばれるサービスを提供している。 携帯時には有効であるが、携帯の確認や充電管理を忘れると、全く意味を成さなくなる。
- 株式会社アイナス
- 滋賀県大津市真野普門1-23-15