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BLEとは何か?
BLEとは
BLE(Bluetooth low energy)は、バージョン3.0までのBluetoothと比較して、同一の通信を省電力かつ省コストで行う無線PAN技術の1つ。今後様々な活用が期待されている。
Bluetooth4.0
従来のバージョンに比べ大幅に省電力化された(Bluetooth Low Energy)。
Bluetooth SIGが公開する資料によれば、ボタン電池1つのみでも数年駆動可能としている。転送速度は1Mbpsだが、データパケットサイズが8 - 27オクテットと非常に小さくなっている。
これは、例えば家電製品などに搭載されたセンサとのデータ通信に向けた仕様となっている。この点が3.0+HSと方向性が異なっており、ベンダは3.0+HS、4.0をそれぞれ目的別に採用するものとされている。2009年12月公開。
また、4.0は以前のバージョンとの互換性を持たない。ただし、ホスト側は2.1もしくは3.0を組み込んだ「デュアルモード」を実装できる。
Bluetooth Smart
Bluetooth Smartとは、健康管理、フィットネス、セキュリティ、エンタメなどの応用が期待される無線PAN技術の一つである。
バージョン3.0までのBluetoothと比較して、Bluetooth Smartは同一の通信を省電力かつ省コストで行うことを意図している。
Bluetooth Smartはブランド名であり、Bluetooth Low Energy(Bluetooth LE)が省電力通信を行う規格名である。ここではBluetooth SmartとBluetooth LEは分けて説明を行う。
Bluetooth LEはもともとWibreeという名称で2006年にNokiaによって開発されたものであり、2010年にBluetooth 4.0として統合された。 Bluetooth SmartはOS XやLinux、Windows 8はもちろん、携帯端末のOSのiOS、Android、Windows Phone、BlackBerryも標準で対応している。
Bluetooth SIGは2018年までにBluetoothが搭載されたスマートフォンの90%以上がBluetooth Smartをサポートするものと見ている。
ターゲット市場
The Bluetooth SIGは省電力技術の市場としてスマートホーム、健康、スポーツ、
フィットネスをはじめとするたくさんの市場があるとしている。
例えば以下のようなものが挙げられる。
- ボタン電池で月単位や年単位で動く機器(必要とする電力のが少ないため)
- サイズが小さく、低価格な機器携帯電話
- タブレット、パソコンのインストールベースで互換性[訳語疑問点]をもつ機器
近距離への情報配信
Bluetoothタグ(ICタグのRFIDをBluetoothに置き換えたもの)は常時電源が入っている機器であるため、長時間バッテリーが持つことが要求される。
Appleが支援するiBeaconでは、iOS端末に搭載されたセンサーと互換性を持つようにiBeaconデバイスのメーカーは適切な仕様を実装する。関連するアプリケーションプロファイルには以下のようなものがある。
- FMP -"find me" profile- なくした端末を別のデバイスから鳴らして探すためのプロファイル
- PXP -the proximity profile- 対象のものが付近にあるかどうかを調べるためのプロファイル
物理的な距離はレシーバーの受信信号強度(英語版)(Received signal strength indication;RSSI)の値から予測するが、絶対的な距離を測定できるものではない。一般的には設定したしきい値を超えたときにアラームが鳴る。
■wikipediaより転載:http://ja.wikipedia.org/wiki/Bluetooth_Smart
BLEタグを使った製品
ぶるタグ:http://www2.elecom.co.jp/avd/bluetooth/tag/lbt-mpvru03/
- 株式会社アイナス
- 滋賀県大津市真野普門1-23-15