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徘徊高齢者探索システムとは
BLEを使った徘徊高齢者探索システム
BLEを使った徘徊高齢者探索システムとは、近距離無線通信技術の発信機(iBeacon)を使い、既存の探索システムを補助できる仕組みです。
ビーコンだけでできるものではなく、受信するスマートフォンと、その情報を処理するクラウドサーバの存在によって成り立つ仕組みとなります。
現在、日本で200ぐらいの開発会社があり、研究開発と製品化が進んでいます。
詳しくは当ホームページのサービス比較をご覧ください。(一覧でご紹介しております)
BLEを使った徘徊高齢者探索システム
徘徊高齢者探索システムで使われる発信機はBluetooth(ブルートゥース、ブルーツース)が主流で使われています。 以前からあった通信方式なのですが、近距離無線通信技術Bluetoothの拡張仕様の一つで、極低電力で通信が可能なものとしてBLE(Bluetooth Low Energy)が2010年7月に発表されてから、 にわかに介護現場での活用法が模索されてきました。
これは従来の携帯電話を使った位置情報を取得する機器の問題点である「バッテリーが切れる」という問題を払拭できる発信機だからです。 現在、100ぐらいの開発会社があり、防水性に優れたものや、多くのセンサーを組み込んだものなどの研究開発と製品化が進んでいます。 詳しくは当ホームページのBaecon比較をご覧ください。(一覧でご紹介しております)
徘徊高齢者探索システムとは
徘徊者を探し出す仕組みは以前からありました。それは携帯電話会社から製品として商品化されていました。
その商品は強力な携帯電話網を使い、GPSのデータを取ってピンポイントで現在位置を知らせてくれる仕組みです。ある意味最強なのですが根本的な問題がありました。それは
- これまでの「徘徊高齢者探索システム」の問題点
- ①徘徊するときに持って出ない
- ②携帯電話であるがゆえに電池の持ちが悪く充電できていないと使えない
- ③月額利用料が発生する
と言うものでした。
①は小型化の限界があり身につけるもののサイズにできなかった。
②はバッテリーを大きくすると機械が大きくなってしまうというジレンマが生まれます。また老老介護の時代にバッテリーの充電方法が分からないという現場の事情もありました。
③はシムを使った製品であるため、元々のビジネスモデルが月額利用料でした。数百円なのですが利用者にとっては負担のあるシステムでした。
そんな中、BLE(Bluetooth Low Energy)を使った発信機が開発され、iBeaconという製品が出てきました。 これで
100円玉サイズに小型化が可能となり
BLEの開発で消費電力が非常に小さ
電波を発信することに
お金がかからない
徘徊高齢者探索システムへの応用が加速
2013年9月にApple社が公開した「iOS7」に搭載され、当初はお店や場所などにBLEの通信機能を備えた発信機の電波をスマホのアプリが受け取り様々な動作を行うという事が行われましたが、 その小型さゆえに徘徊高齢者探索システムに応用しようという動きが加速しています。
その開発を行っている会社は全国で約200社(アイナス調べ)あり、各社とも介護業界に役立ちそうな、魅力的な製品開発やシステム開発を行っています。 どれも高齢者が持ちやすいように首からぶら下げたり、服や靴に仕込めるようになっていて、いざという時には効果がありそうです。 この仕組みがあれば、現在の探索の数十倍の探索力が発揮されることになり、介護業界関係者や徘徊高齢者の家族から熱い注目を集め始めています。
- 株式会社アイナス
- 滋賀県大津市真野普門1-23-15